ただ、単純に喜んでもいられないようで、利息を制定した法律(利息制限法)では18%の金利までしか認められないのに、条件を満たした業者が登録すれば「29.2%」以下なら貸付可能でした。
あれ?と思った人も多いでしょう。
違法かというと、そうではありません。
一般に、この金利の差をグレーゾーン(金利)と呼んでいます。
最近頻繁に耳にする『過払い請求』というのは、利用者(債務者)がグレーゾーン金利として払った額を返金してもらうための請求を起こすことで、専門知識のある法律事務所が代行しています。
キャッシングとは金額に制限なく借りられるというように思っている大部分のようですが、ふたを開けてみればそういう事実はありません。
キャッシングにはキャッシング枠が設定されており、その枠内でのみお金を借りることが不可能なので、気を付けなければいけません。
カードローンと呼ばれていることからもわかりますが、専用のカードを使い、お金を受けとる方法が主流です。
ですが、広くネットが使われるようになったので、借入の際に銀行口座に振り込むケースも多くなりました。
最近は、ケータイとかスマホを利用してインターネットを利用することにより、すぐに客が希望する口座に振込みを行ってくれるという会社もあります。
スマホやネットの普及により、最近のキャッシング契約はインターネットやスマホアプリで手続きできてしまいます。
ちょっと前まではネットで申し込んでも書類提出や勤務先への電話確認が必要なことがありましたが、それからすると最近の申込は本当に簡単になって、本当にweb完結です。
忙しくても、帰宅してほんの少しPCやスマホと向きあうだけで手続きが済むのです。
こんな時代になるなんて、嬉しいことですね。
まさに隔世の感です。
キャッシングの返済期日までにお金を返すことができなくなったら、いわゆる遅延損害金を支払わなければなりません。
この遅延利息金は高金利なうえ、従来の利息に追加されるかたちで請求されるでしょう。
返済遅延が何度も重なった場合は、今後一切借りられなくなることはもちろん、会員資格をはく奪され、業者によっては、借入金の一括返済を要求されるケースもあるので、返済日は絶対に守るようにしましょう。
借入ができるのは20歳以上ですが、そこから何歳でも利用できる訳でなく、クレジット会社などでは69歳までが多く、銀行カードローンの多くが65歳と決められています。
審査に通ったのがこの年齢であっても、その後、カードローンの更新の際に年齢も自動で更新される為、そこで先ほどの年齢を超えてしまえば契約解除となります。
消費者金融の契約更新は大体5年、ほとんどの銀行では1年おきに更新が行われます。
様々な業者の中から、カードローン選びに迷っているのなら、大手の利用がベストな選択です。
便利さ、使いやすさが全く違います。
家にいながらや、無人店舗で申込めたり、急な借入や返済も全国のコンビニATMで行え、利息の要らない期間がサービスで設けられています。
業者によって異なるサービスをその多くが行っているので、大手同士を比較して検討するのがよいでしょう。
キャッシングの審査で落ちてしまう人とは、基本的に稼ぎのない人です。
自分に稼ぎがあるということが必須条件となるので、その項目を満たしていない人は使用できません。
必ず収入を得た後に申し込みをしてください。
それに、たくさんの借金がある人も、審査には受からないでしょう。