親に言えばいいと思うかもしれませんが、ただでさえ自分にお金かかってるのにと思うと言えなくて、カードローンやキャッシングで工面しようと考えつきました。
でも、学生だからどこでも借してくれるとは思えなかったし、バイト先の人に諭されたのもあり、借り入れしないで、母親に相談しました。
「利用は計画的に」なんて言いますけど、学生で定収入もないのに計画もなにもないですよね。
いまだから言えることですが、若さゆえの無知や慎重さが役に立ったのでしょう。
自立するまでは、お金のことは誰かに相談するようにしたほうが良いですよ。
当然ですが、街中にあるキャッシングサービスの無人契約機と銀行のATMは別のものです。
無人契約機というと、すべて機械で済ませられるような印象を受けますが、審査や手続きを行うのは別の場所にいるオペレーターです。
無人契約機にはカメラが設置されているため、身分証明書の写真と食い違いがないか、様子に不審なところがないかなどを確認しています。
それに、問われた質問にも正確に答えなければなりません。
世間では無人契約機は審査が緩いと言われがちですが、審査の厳しさは同じですし、虚偽のことを言ってもすぐに疑われてしまいます。
使い方次第で便利になるカードローンは、利用方法を誤れば後に悪影響を及ぼすこともあります。
返済遅延をしてしまったら、今後の利用など様々なことに差し支えてしまいます。
家や車の購入などの額の大きローンを検討したとき、これまでにたった一度であっても返済が遅れた場合、それらのローン審査で断られる可能性があります。
返済日に遅れず返済するように、快適にカードローンを利用する上で大切なことです。
生活費が足りないという時にキャッシングを利用する際は、必要な分だけをキャッシングするようにして、余裕を持って返せるような額にしなければ、返済に悩むことも他人事ではなくなります。
生活費と言えども、繰り返していれば、いずれ考えてもみなかった金額になっていることもありますから、簡単な気持ちや見通しでキャッシングをするのではなく気を付けなければなりません。
大切なのは、キャッシングに頼る前には必ず、返済の見通しを立ててから利用するようにしてください。
上手く家計をやりくりして、まだ返済日までに余裕があっても返済金が集まったのなら、返済日以外にも借金の一部を支払って良いのです。
これは繰り上げ返済と呼ばれ、日割り計算が適応されていますから、返済にかかる日数が短ければ短い程、元本を早く減らせるので、その後の返済の負担を減らすことができるでしょう。
特に毎月でなくても良いので、余裕のある時に返済日以外に繰り上げ返済しておくと、返済額のみならず、返済期間もかなり減らすことができるのです。
実はアルバイターでも、月ごとの収入があるならばお金をカードローンで借りることができますが、会社員など一般的に保証されている立場と比較するとやはり審査は厳しくなってしまいます。
なお、今の仕事がアルバイトだったらどれだけ現在の職場で働いているか、が問われます。
月々の給与がある程度支払われていることがカードローンの審査基準の一つであるため、もし仮に収入が同じだったとしても、同じ仕事場で長く働いているほど安定して働いているとみなされ、カードローンを利用することが可能となります。
安易にキャッシングをするのはやめた方がいいですね。
今までどおり仕事をしていれば、簡単に返せるなんていう考えは甘すぎます。
肝心の仕事さえも奪ってしまうのがキャッシングが返せなかった時の取り立てなんです。
勤務先にかかってくる返済の催促の電話により勤務先にいられなくなり仕事をができなくなってしまった人を大勢知っています。
住宅ローンのように利用する目的の決まりがなくローンを組める、それがカードローンの優れたところと言えるでしょう。
その資金を何に使うのか問われた際、例えば予想外の出来事で急に入用だというような返せる見込みがあると判断されれば内容は問われません。
ですが、何かへの支払いという理由は使わないようにしてください。
カードローンでの「事業資金」用途なども金融機関では言語道断です。
それではどこも契約をしてくれないでしょう。