融資にはキャッシング枠というのがあり、その枠内の範疇のみお金を借りることが不可能なので、気をつけてください。
私がお金に困ったのは会社で昇格したときです。
給料はあまり上がらず部下が増え、飲み代を払ったりしていた結果、給料日までまだあるのに、手持ちの現金がわびしくなってしまいました。
初めて作ったクレジットカードのことを思い出したのはこのときです。
カードのキャッシングリボなら、ボーナス以上の額が借りられて、自分の口座から出すみたいに簡単だし、月割りで返していけば良いのです。
ボーナスで返せるからと、サクサク使っていたら、早々とキャッシングの上限金額まで使い切ってしまいました。
キャッシングのリボ払いはとても便利な返済方法ですが、注意すべきリスクもあります。
そのリスクは、毎月返済する金額に利子がつくことなのです。
キャッシングの返済を一括でするなら利子は一ヶ月分だけになりまうが、リボ払いには毎月の利子が上乗せされます。
とはいえ、リボ払いは、月々の返済金額が少ないので、返済しやすい方法です。
「嘘の申告をしてカードローンの審査に通った」という話をたまに聞ききますが、それは電子化以前の話のようです。
事実だけ言えば、それは有印私文書偽造罪といって刑事罰の対象になります(大田区を太田区と書くようなケアレスミスはもちろん対象外)。
もし金融機関での審査中にバレたとしても、会社的には実害発生前なので、通報することはなさそうですが、被害が出たら、常識的に言って警察に通報するといったところでしょうか。
いずれにせよプロ相手に虚偽が通ることは考えられないです。
審査が早いのは電子化されているからで、けしてズサンではないですから。
個人的には、偽らざるをえない状況のほうが深刻だと思いますが、もし融資を受けられたとして、返済中にバレたらブラック確定で、「全額」を「一括」で返済しなければいけません。
リスクは必至です。
正直に申告して借りられる額だけを借りたほうが現実的ではないでしょうか。
お金が足りなくなりそうなときに海外旅行などに誘ってくる人がいるものです。
割と珍しくない話でしょう。
普通の人にとって、海外旅行は続けて何度も行けることはないでしょうし、チャンスは逃したくないものですから、思い切ってキャッシングを使ってみるのもいいかもしれません。
キャッシングは初めてという人には、30日までなら、金利なしで借りられるプランを用意している消費者金融もあります。
最近ではさまざまな企業がキャッシングサービスを取り扱っていますから、有名なところからあまり聞いたことのない業者まで、キャッシング業者の選択肢は広がる一方です。
業者ごとにサービスの特徴があるので、利率はもちろん、様々な条件もしっかりと比較してご自身にとって一番使いやすいキャッシング業者を見付けましょう。
ちなみに、プロミスですと、申し込みから1時間程度でお金を貸し付けてくれるうえ、新しく契約した人は、30日以内に返済すれば利息が付きません。
振り込みキャッシングにすればカードの必要もないので便利ですし、人から知られることなくキャッシングできます。
このごろのキャッシングの審査といえば、以前に比べると緩くなってきたように思います。
これから借りようという人に昔のことを言ってもピンと来ないかもしれませんが、かつては借金というと大変で、添付書類に不備があったりすれば、もう一度やり直しなんて苦労もありました。
提示する書類の少なさや審査スピードも、隔世の感があります。
数十分以内に審査が終わって、借りれてしまうのです。
融資を受ける側としては、こういう変化はありがたいものだと強く感じます。
若い人は知らないかもしれませんが、2006年、2010年に貸金に関する法律が改正され、キャッシングの金利は制限を受け、違反業者には厳しい罰則が課されるようになりました。
とはいえ、最大18%の金利が利息制限法で認められているのに、一部の登録事業者は最大29.2%以下の金利で貸付ができるという状態でした。
両者の間には11%もの開きがあるのに違法ではないのは、登録業者だからです。
この18~29.2%がグレーゾーン金利と呼ばれています。
「過払い金請求」のCMでは詳細について語られていませんが、このような契約によって業者に払い過ぎた利息分を弁護士などを通じて返還請求を行うものです。
裁判所はたいてい業者より債務者寄りの判断をするため、多くの人が返金を受けています。